コロキアム:コロナ禍における災害時の女性のリスクー日本とインドネシアの心身の健康や対応の課題

開催日時

2021年10月20日(水) 13:00~14:30

会場

オンラインで開催

オーガナイザー

中尾智博 教授(九州大学 医学研究院精神病態医学)
杉本めぐみ 准教授(男女共同参画推進室)

テーマ

コロキアム:コロナ禍における災害時の女性のリスクー日本とインドネシアの心身の健康や対応の課題

登壇者

共同司会:杉本めぐみ 准教授(男女共同参画推進室)およびタルミジ・モエクティジャ 人道問題調整官(国連UNOCHA インドネシア支部)
中尾智博 教授(九州大学 医学研究院精神病態医学)
エリザベス・シダブタール 人道問題分析官(国連人口基金(UNFPA))

開催言語

日本語・英語(同時通訳あり)

概要

本メンバーである中尾教授、タルミジ国連人道問題調整官と災害リスクマネジメントが専門の杉本は、2018年から九大西新プラザでこれまでに2回「SDGs市民のための津波防災シンポジウム」で講演するなど、災害時におけるリスクマネジメントについて市民に向けに、SDGsに貢献する活動を行ってきました。
現在のコロナ禍の災害下で特に女性の心身の健康問題が深刻なことが明らかになっています。そのため、できるだけ女性に特化し

  1. 女性の災害時の一般的に認知されているリスク
  2. 女性に配慮したシェルター等国際基準のスタンダードの説明
  3. コロナ禍における国連の取組み

の概略を説明した上で、

  1. 2021年7月に中尾教授が国際医学雑誌『International Journal of Environmental Research』に第一著者として論文発表したコロナ禍のメンタルヘルスの問題の調査結果を本コロキアムの主要課題として紹介し、日本とインドネシアの比較などをしながらコロナ禍で女性の置かれている問題について議論し解決策を探ります。

また、人道問題を専門とするタルミジ国連人道問題調整官は、インドネシアの女性国連職員として草分けの存在で、女性支援も積極的に行ってきました。インドネシアは2021年7月現在、新型コロナのデルタ株の感染拡大で医療がひっ迫しています。先の見えない状況の中で、女性が取り残されている可能性もあり、国連人口基金の現場の専門家との情報交換により、状況の改善につながる助言等が行われることを本コロキアムに期待するものです。そして今後の災害時の女性のリスクの軽減のための解決策につながる議論にして参ります。

登録方法

登録ページ

問い合わせ先

[担 当] 杉本めぐみ 准教授(男女共同参画推進室)
[E-mail] sugimoto.megumi.320★m.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。

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